インプット→アウトプットの習慣を持つ

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この記事はブックレビューです。

精神科医の樺沢紫苑さんの「アウトプット大全」から、ライターに必要なアウトプットについて何かを探っていきます。

ライターは、日常で、アウトプットをする仕事ですが、意識することでよりレベルアップできると思います。

目次

アウトプット・インプットとは何か

インプットとは、脳に情報を入れること、「入力」です。

アウトプットとは、脳に入れた情報を活用すること、「出力」です。

多くの人が、インプットが過剰でアウトプットが少ないという現状があります。

樺沢さんは、「インプットがいくら多くても、現実世界を変えることはできない」と言っています。

たとえば、以下ではどちらが成長するでしょうか?

  • 月に3冊本を読む人
  • 月に10冊本を読む人

ほとんどの人が「10冊読む人だ」と答えるでしょう。しかし、実は、インプット量と成長とは比例しません

では、以下ではどちらが成長するでしょうか?

  • 月に3冊本を読み、3冊アウトプットする人
  • 月に10冊本を読み、1冊もアウトプットしない人

明らかに前者が成長できます。

インプットのみで終わる人は、記憶にも定着しないし、アウトプットして現実世界にも影響を及ぼさないのです。

だからこそ、インプット→アウトプットを繰り返す人が成長できるのです。

このサイクルを樺沢さんは「成長のらせん階段」と表現しています。

インプットとアウトプットを繰り返すことで、まるでらせん階段を上るように成長できるのです。

インプットとアウトプットは3:7

では、どのようなバランスでインプットとアウトプットを行えばいいのでしょうか。

大学生を対象にした研究によれば、インプット対アウトプットは7:3が平均的であるようです。

しかし、樺沢さんによれば、この結果とは全く逆であり、
インプット対アウトプットは3:7が記憶に最も定着する黄金比とのことです。

文章がうまくなるには、「たくさん読んでたくさん書く」以外に近道はありません。

「いい文章を読む」→「書く」をただひたすらに繰り返そう。

ブログとSNSはアウトプットにおすすめ

文章力は、書いた文章を人の批判にさらされて、指摘を受けることで成長します。
誰かに読まれているという緊張感を持って書くのがよいです。

だからこそ、どんどん仕事を受けて、実践の場でアウトプットすることが大切です。

このような実践の場以外に、おすすめなのがブログとSNSです。

Twitterはとくに140字という文字数制限の中で、自分の考えをコンパクトに伝える必要があります。

映画を見たり、旅行をしたり、演劇を見たり、美術館に行ったりしたときは、ぜひ自分の考えを発信しよう!

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とまと
ブログを書くことが好きな副業ライターです。副業ライターで、これまで20冊著書を出版してきました。普段は、本業の出版社で働きつつ、自分のペースで副業ライターをしています。

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