こんにちは、とまと(@Tomato_freeLife)です。
このブログでは、ライター×ブロガーのノウハウを紹介しています。
ライターってどんな仕事をしているの?
ライターになるにはどうしたらいいの?
ウェブメディアが普及して、ライターという職業は、ずいぶんと身近になりました。
今日は、ライターの仕事内容や、ライターを始めるにはどうしたらよいかを説明します。
ライターの仕事って?
「ライターは文章のプロ。簡単にはなれない」という印象があるかもしれません。しかし、最近はウェブメディアが普及し、ブログを始める個人が増えるなど、ライターの活躍の場は広がっています。
努力は必要ですが、以前よりもずいぶんライターになりやすくなったのです。
それに、ライターという仕事は、PCさえあれば場所を選びません(スマホでも可能)。コロナ過でテレワークが普及した今、副業として注目されています。
僕は、副業するならライターを一番おすすめしています。
そこで、この記事ではライターの仕事内容とライターの始め方を説明したいと思います。
簡単に言うと、様々な媒体で文章を書くことがライターの仕事です。
それぞれの特徴やどんなライターが活躍しているかを説明します。
出版物を執筆するライター
出版社が発行する書籍や雑誌、フリーペーパーなどの執筆でもライターが活躍しています。
書籍では、著者にインタビューして、著者に代わって執筆するブックライターという職業があります。ブックライターの具体的な仕事については、上阪徹さんのご著書がとても参考になると思います。
雑誌やフリーペーパーでは、コラムを書いたり、インタビュー・取材をして記事を書いたりします。基本的には編集者の指示に従って、紙面構成に合わせた記事を書きますが、企画提案を求められることもあります。
Webメディアで活躍するライター
最近では、たくさんの企業がWebメディアを運営し、情報発進を行っています。
Webメディアを運営する企業の依頼を受けて、記事やコラムを執筆するのもライターの仕事です。
商品紹介など、Webメディアのコンセプトに沿った記事を書きます。
Webメディア専用のライターがWebライターです。
Webメディアにとっては検索流入がとても重要であるため、検索エンジン最適化(SEO;Search Engine Optimization)を意識して執筆をする必要があります。SEOライターと呼ばれることもあります。
主に以下のような仕事をします。
- Webメディアのコラム
- ニュースサイトの記事
- EC(electronic commerce)サイトの記事
- キュレーションメディアの記事
- Web小説
SEOライターについては、以下の記事でも取り上げています。
広告物で活躍するライター
広告物でもライターが活躍しています。クライアントの依頼により、クライアントの製品の広告物に含めるメッセージ・キャッチコピーを作成します。
キャッチコピー作成をメインにしているライターが、コピーライターです。コピーライターの多くは、広告代理店に勤めています。
広告物といっても、さまざまな種類があります。
数えるときりがありません。どの媒体を扱っているかは、広告代理店によって異なります。
製品マニュアルなどの専門的文書を書くライター
製品の説明書や仕様書などの専門的な文書を書くこともライターの仕事です。
専門的な文書を書くライターを、テクニカルライターということがあります。
テクニカルライターは、製品の説明書や仕様書のほか、企業が官公庁に提出する申請書などを書いたりすることもあります。
映像台本・脚本などを書くライター
映画やドラマなどの映像では、台本・脚本を作る必要があります。
台本・脚本を書くライターが、シナリオライター(脚本家)です。
台本と脚本はほとんど同じ意味で使われていますが、厳密には、役者向けに場面(シーン)と登場人物のセリフや動作・心情などが書かれているのが台本、監督やスタッフ向けに映像描写や舞台装置の動きを詳細に説明しているのが脚本(らしい)です。
シナリオライターは、プロデューサーや監督の意図を組んで、台本・脚本を執筆するのが仕事です。映像以外にも演劇・舞台の台本・脚本を書く仕事もあります。
分野別のライター
上記以外にも、いろいろな分野でライターは活躍しています。
医療・健康
医療・健康をメインに文章を書く仕事が、メディカルライターです。メディカルライターには、医師や薬剤師、看護師などの医療資格を持つ人が多くいます。様々な媒体で、医療・健康に関する記事を書いたり、医学論文を執筆したりしています。
食事・料理
食事や料理などのグルメをテーマにした文章を書く仕事が、グルメライター(フードライター)です。レストランやケーキ屋、パン屋などの飲食店を取材し、雑誌やウェブメディアに掲載する記事を執筆します。
旅行
旅行をテーマに文章を書く仕事が、トラベルライターです。旅行雑誌・旅行ガイド本に掲載する記事を書くことが主な仕事です。ライター自身が現地に在住していたり、実際にその場所に旅行をした経験から、執筆します。
ライターになるには?給料は?
「ライターを試してみたい!」と考えている方に、ライターの種類別に「なりかた」と「給料」をまとめました。
文章が好き、調べるのが好きな方であれば、どんどん挑戦するとよいでしょう。
ライターに向いている人の特徴をまとめた記事もありますので参考にしてください。
ブックライターになるには?給料は?
なるには?
調べましたが、ブックライターになるための、決まった順序や方法はなさそうです。特別な資格も必要ありません。
ライターとして経験を積み、出版社の編集者さんと信頼関係を築いたのちに、ブックライティングの依頼をいただけるのだと思います。僕はこのケースです。懇意にしている編集者さんからの依頼でお引き受けしたことがあります。
ブックライティング以外の案件をたくさんこなして、経験と出版社との信頼関係を積み上げていきましょう。雑誌と違って、書籍の場合は文字数が多い(5万字~)ので、ハードワークになります。
ブックライターの第一人者である上阪徹さんは「ブックライター塾」を開いていますので、興味がある方は参加を検討してみてもよいかもしれません。
当塾は、出版界の第一線で本づくりを手がける編集者も多数お招きし、
ブックライターとしてのスキル養成を目指す実践塾です。
上阪徹のブックライター塾HPより (https://bookwriter.co.jp/#outline)
給料は?
報酬は、僕が受けた案件では、印税3~5%でした。10000部、売価1000円、印税3%とすると、30万円くらいですね。
まとめ
Webライター(SEOライター)になるには?給料は?
なるには?
Webコンテンツを中心にライティングするライターです。
クラウドソーシングサービスには、様々な業種でビジネスマッチングをしていて、ライティング案件も掲載されています。初心者・未経験者が可能なライティングの案件も多数あります。
必要な資格などはありませんが、ワード、エクセル、パワーポイントなどの基本的なPCスキルは必要です。
クラウドソーシングサービスにはいろいろありますが、まずは利用者の多い、ココナラやクラウドワークスから始めるのがよいと思います。
給料は?
クラウドソーシングサービスでは、文字単価(1文字あたり1円~など)で報酬を設定されることが多いです。中には1文字あたり0.5円などの低単価の案件もあります。
未経験者・未経験者では低単価の案件でも「経験を積むため」と割り切って受ける必要があるでしょう。
経験を積み、少しずつ単価アップを狙いましょう。
単価をアップさせるには、ブログやTwitterなどのSNSを活用し、直接の受注を目指します。ブログでは、実績をまとめたポートフォリオを載せておくとよいでしょう。
まとめ
コピーライターになるには?給料は?
なるには?
コピーライターは、広告物のキャッチコピーを作成するライターです。広告物は、クライアントの依頼で広告代理店が作成します。よって、広告代理店に勤めるのがコピーライターになる近道です。
給料は?
給料は、勤め先の広告代理店の規模によって変わり、年収500万円~800万円程度です。
まとめ
シナリオライター(脚本家)になるには?給料は?
なるには?
シナリオライターになる方法にはいくつかあります。資格などは不要ですが、いずれも専門的な勉強と努力、才能が必要です。
①師匠について学ぶ
②独学でシナリオを書き、シナリオ公募コンクールに応募する
③業界からの横すべり(監督や俳優、小説家からの転身)
④シナリオ講座を受講する
https://www.scenario.co.jp/online/21088/
給料は?
給料は、何のシナリオかで、かなり変わってくるようです。年収300万円~800万円と幅があります。
まとめ
メディカルライターになるには?給料は?
なるには?
メディカルライターになるには資格は必要ありませんが、医療資格があれば有利です。
医療系の広告代理店にメディカルライターとして転職するのが最も近道でしょう。医療系の広告代理店では、製薬メーカーや医療機器メーカーの依頼を受けて、さまざまな広告物を作成します。医療系の広告代理店のメディカルライターは、広告物のコピーライティングを仕事にします。コピーライターと同様の仕事を、医療・健康分野で行います。
このほかに、医学論文を執筆するという仕事も、メディカルライターの仕事です。ISMPP(International Society for Medical Publication Professionals)という国際的な団体が、メディカルライターの役割をGPP3(Good Publication Practice for Communicating Company-Sponsored Medical Research)と呼ばれるガイドラインで規定しています。論文を専門とするメディカルライターになるには、論文投稿をサポートする企業に勤めるのがよいでしょう。論文は英語で執筆するため、英語が堪能である必要があります。また、理系の博士号取得者は有利です。
日本メディカルライター協会が学習会・講習会を開催しているので参考にしてもよいでしょう。
給料は?
給料は年収600万円~900万円と幅があります。
まとめ
グルメライター(フードライター)になるには?給料は?
なるには?
グルメライター(フードライター)になるために必要な資格はありません。Webライターと同様、クラウドソーシングサービスで、グルメ・フード系の案件を中心に、経験を積むしかないでしょう。
フードライター浅野陽子さんのサイトに詳しくまとめられています。
給料は?
クラウドソーシングサービスでは、文字単価あたりの価格(0.5円~1円)を設定されることが多いです。経験を積み、少しずつ単価アップを目指しましょう。単価をアップさせるには、ブログやTwitterなどのSNSを活用し、直接の受注を目指します。
ブログでは、実績をまとめたポートフォリオを載せておくとよいでしょう。
まとめ
トラベルライターになるには?給料は?
なるには?
トラベルライターのほとんどは、副業やフリーランスです。トラベルライターになるために必要な資格はありません。
Webライターと同様、クラウドソーシングサービスで、旅行系の案件を中心に、経験を積むしかないでしょう。
給料は?
クラウドソーシングサービスでは、文字単価あたりの価格(0.5円~1円)を設定されることが多いです。経験を積み、少しずつ単価アップを目指しましょう。
単価をアップさせるには、ブログやTwitterなどのSNSを活用し、直接の受注を目指します。ブログでは、実績をまとめたポートフォリオを載せておくとよいでしょう。
経験豊富なトラベルライターでは年収1000万円以上の方もいるようです。
著名なトラベルライター
小林希さん、伊佐知美さん、古性のちさん、東松寛文さんは実績豊富なトラベルライターです。トラベルライターに挑戦したい方は、以下が参考になると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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